小諸市議会 > 2022-02-09 >
02月17日-01号

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  1. 小諸市議会 2022-02-09
    02月17日-01号


    取得元: 小諸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-28
    令和 4年  3月 定例会小諸市告示第59号      令和4年3月小諸市議会定例会を次のとおり招集する。       令和4年2月9日                        小諸市長   小泉俊博         1 期日   令和4年2月17日(木)午前9時30分         2 場所   小諸市役所 議事堂        令和4年3月小諸市議会定例会会期日程表会期月日曜日会期の内容12/17木議会運営委員会(午前9時00分) 議員全員協議会(午前9時30分) 本会議(議員全員協議会終了後)  ◯令和4年度施政方針説明  ◯議案の上程並びに議案の提案理由の説明 委員会活動  総務文教委員会---委員会室  産業建設委員会---委員会室 本会議  ◯常任委員会の審査報告、質疑、討論、採決22/18金休会(議案調査のため)32/19土休会42/20日休会52/21月休会(議案調査のため)62/22火休会(議案調査のため)72/23水休会82/24木休会(議案調査のため)92/25金休会(議案調査のため)  議案質疑通告締切り(正午)102/26土休会112/27日休会122/28月本会議(午前9時00分)  ◯一般質問(代表)133/1火本会議(午前9時00分)  ◯一般質問(個人)143/2水本会議(午前9時00分)  ◯一般質問(個人)  ◯議案の質疑  ◯議案・請願等の各常任委員会への付託 委員会活動  予算決算委員会(前期全体会)---議場153/3木休会(議案整理のため)163/4金委員会活動(午前9時00分)  総務文教委員会---委員会室  予算決算委員会総務文教分科会)173/5土休会183/6日休会193/7月委員会活動(午前9時00分)
     総務文教委員会---委員会室  予算決算委員会総務文教分科会)203/8火委員会活動(午前9時00分)  予算決算委員会市民福祉分科会---委員会室213/9水委員会活動(午前9時00分)  予算決算委員会市民福祉分科会---委員会室223/10木委員会活動(午前9時00分)  予算決算委員会産業建設分科会---委員会室233/11金委員会活動(午前9時00分)  予算決算委員会産業建設分科会---委員会室243/12土休会253/13日休会263/14月休会(議案整理のため)273/15火議会運営委員会(午後1時00分)283/16水本会議(午前9時00分)  ◯議案の上程、採決 委員会活動  予算決算委員会(後期全体会)---議場293/17木休会(議案整理のため) 討論通告締切り(正午)303/18金休会(議案整理のため)313/19土休会323/20日休会333/21月休会343/22火議員全員協議会(午前9時00分) 本会議(議員全員協議会終了後)  ◯追加提案の上程並びに議案の提案理由の説明、質疑、付託 委員会活動(本会議休憩中)  予算決算委員会---議場  市民福祉委員会---委員会室 本会議  ◯各常任委員会の審査報告、質疑、討論、採決          令和4年3月小諸市議会定例会会議録                  第1日          令和4年3月小諸市議会定例会が2月17日          小諸市役所議事堂に招集された。議事日程(第1号)                         令和4年2月17日(木曜日)日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて日程第4 議案第1号 小諸市等公平委員会委員選任の同意について日程第5 議案第2号 小諸市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第6 議案第3号 御牧ヶ原財産管理委員選任の同意について日程第7 報告第1号 水道料金の債権放棄の報告について日程第8 報告第2号 専決処分の承認を求めることについて           [令和3年度小諸市一般会計補正予算(第14号)]日程第9 令和4年度施政方針の説明について日程第10 議案の提案理由の説明について      議案第4号 令和4年度小諸市一般会計予算      議案第5号 令和4年度小諸市等公平委員会特別会計予算      議案第6号 令和4年度小諸市国民健康保険事業特別会計予算      議案第7号 令和4年度小諸市後期高齢者医療特別会計予算      議案第8号 令和4年度小諸市介護保険事業特別会計予算      議案第9号 令和4年度小諸市奨学資金特別会計予算      議案第10号 令和4年度小諸公園事業特別会計予算      議案第11号 令和4年度小諸市野生鳥獣商品化施設運営事業特別会計予算      議案第12号 令和4年度高峰財産区特別会計予算      議案第13号 令和4年度御牧ケ原財産特別会計予算      議案第14号 令和4年度古牧財産区特別会計予算      議案第15号 令和4年度小諸市滋野財産区特別会計予算      議案第16号 令和4年度乗瀬地区市有地管理事業特別会計予算      議案第17号 令和4年度小諸市水道事業会計予算      議案第18号 令和4年度小諸市公共下水道事業会計予算      議案第19号 令和4年度小諸市農業集落排水事業会計予算      議案第20号 小諸市署名押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例      議案第21号 小諸市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例      議案第22号 小諸市体育施設条例の一部を改正する条例      議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について      議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について      議案第25号 令和3年度小諸市一般会計補正予算(第15号)      議案第26号 令和3年度小諸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第27号 令和3年度小諸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議案第28号 令和3年度小諸市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)      議案第29号 令和3年度小諸公園事業特別会計補正予算(第1号)日程第11 議案の質疑について      議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について      議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について日程第12 議案の付託について      令和4年3月小諸市議会定例会における付託案件一覧表による日程第13 付託案件の審査報告 1 産業建設委員長報告      議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について 2 総務文教委員長報告      議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について     令和4年3月小諸市議会定例会における付託案件一覧表委員会議案番号案件名産業建設委員会23令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について委員会議案番号案件名総務文教委員会24令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(18名)     1番  高橋充宏議員     2番  楚山伸二議員     3番  高橋 公議員     4番  土屋利江議員     5番  掛川 剛議員     6番  小林一彦議員     7番  田邉久夫議員     8番  丸山正昭議員     9番  山浦利夫議員    10番  早川 聖議員    11番  竹内健一議員    12番  柏木今朝男議員    13番  神津眞美子議員   14番  清水喜久男議員    15番  中村憲次議員    17番  田中寿光議員    18番  福島鶴子議員    19番  相原久男議員欠席議員(1名)    16番  小林重太郎議員説明のために出席した者の職氏名 市長        小泉俊博    副市長       田中尚公 教育長       山下千鶴子   総務部長      柳澤 学 市民生活部長    平井義人    保健福祉部長    依田秀幸 産業振興部長    小田中順一   建設水道部長    山浦立男 教育次長      富岡昭吾    監査委員      丸山隆一 企画課長      山浦謙一    財政課長・施設管理室長                             土屋雅志 総務課長      大森宏之---------------------------------------事務局出席職員氏名 議会事務局長    池田 剛    議会事務局次長   小山和敏 事務主任      大池正裕 △開会 午前9時50分 △開会の宣告 ○議長(清水喜久男議員)  おはようございます。 定足数に達しておりますので、これより令和4年3月小諸市議会定例会を開会いたします。---------------------------------------市長招集挨拶 ○議長(清水喜久男議員)  市長より議会招集の挨拶をお願いします。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  本日、ここに令和4年3月市議会定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては、公私ともご多用のところご出席を賜り、厚くご礼を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルス感染症についてでありますが、佐久圏域においては、第6波が到来した後、瞬く間に第5波のピークを超え、陽性者は4倍近い人数に膨れ上がっております。長野県は、1月27日から国のまん延防止等重点措置の適用がされていますが、その後も陽性者は増え、予断を許さない状況が続いております。そのような中、長野県の阿部知事は2月20日までとされている、まん延防止等重点措置について、昨日、国に対し2週間の期間延長を要請したところであります。 一方で、市内の陽性者の状況を見ますと、圏域内の近隣自治体と比較して非常に少なく、圏域内で多数発生している小中学校や幼稚園、保育園におけるクラスター感染などは確認されていない状況となっております。これは、市民一人一人の感染防止対策や学校などの現場に従事する皆様の努力のたまものであり、感謝を申し上げるところであります。 ご案内のとおり、オミクロン株は非常に感染力が強いとされておりますので、市役所内では、これまで以上に細心の注意を払って感染防止対策を行っております。具体的には、時間や場所を分散させ昼食を取ったり、業務継続の観点から、万が一職場内で感染が広がったときのため、あえて異なる課・係と席を入れ違いにしたりといった対策などを講じているところであります。 続きまして、3回目のワクチン接種につきまして申し上げます。今回は、クリニックや医院での個別接種を2月1日から、小諸モデル方式による集団接種を2月4日から開始しております。集団接種につきましては、火曜日、金曜日、土曜日、日曜日の週4日間で実施、1週間で2,000人強、2月中に1万人弱の接種枠を確保しており、個別接種と合わせ、2月中に65歳以上の高齢者の接種が完了する予定となっております。3月以降につきましては、64歳以下の方について、国が定める一定期間やワクチン供給の状況を勘案しながら順次接種を進めてまいります。また、これまで接種対象でなかった5歳から11歳までの方につきましては、国の方針が未確定の部分はありますが、3月以降接種を進められるよう準備を整えているところでございます。 次に、音楽のまち・こもろの話題についてでございます。ご存じの方もおられるかと思いますが、今年度、野岸小学校管楽部こども音楽コンクールにおいて文部科学大臣賞を受賞いたしました。野岸小学校は、ここ5年間で3回、昨年は新型コロナウイルス感染症により中止となっているため、直近4回の大会では3度の日本一に輝いております。野岸小学校管楽部は、賞を狙うだけでなく、補欠部員をつくらず、部員全員でコンクールに出場していると聞いています。まさに部員一丸となって1つの目標に向かって精励されており、音楽を通して様々な教育を実践されていることは大変すばらしいことであります。また、今年度は、小諸高校吹奏楽部小諸東中吹奏楽部美南ガ丘小学校合唱部坂の上小学校合唱班小諸東小学校なども好成績を残しておりますし、その他の学校も熱心に音楽活動に励まれていると聞いております。市が取り組むまち中に音楽があふれる「音楽のまち・こもろ」を目指しておりますので、うれしい限りでございまして、改めて音楽の持つ力のすばらしさを実感するところであります。練習に励んでいる子どもたち、指導に当たられている方々、また後方支援をしてくださっている個人や企業、団体、親御さんに、心から感謝とお祝いを申し上げる次第であります。 続きまして、農ライフアンバサダーについてでございます。このたび小諸市では、市政の特定分野に関する事項を推進し、小諸市の魅力向上を図ることを目的に、小諸市アンバサダーを置くことといたしました。アンバサダーとは、英語で「大使」を表す言葉であります。そして、その第1号として、先週2月10日に、武藤千春さんを小諸市農ライフアンバサダーに委嘱いたしました。武藤さんは、ダンス&ボーカルグループE-girls」、「Flower」に所属しアーティストとして活動されたほか、自身でファッションブランドを立ち上げ、企画、デザイン、モデル、プロモーションなどなど、マルチな活動を行っています。武藤さんは、2019年の暮れから、東京と小諸の2拠点生活を始められました。そして、市内の畑で野菜作りに取り組まれ、農ライフブランド「ASAMAYA」を設立されており、SNSを活用した発信も大きな影響力があります。 今回、小諸版ウエルネス・シティにおける、よりよく生きるためのライフスタイルの体現や「つくる農から、つなぐ農」を標榜するKOMORO AGRI SHIFTプロジェクトの取組に共感いただき、両者で一緒に取り組んでいけることがあるのではないかということで、アンバサダー就任を快諾いただいたところであります。今後は、他の自治体のような従来のPR大使とは一線を画した活動として、小諸の農のブランド化や農家と消費者をつなぐ活動を一緒に行うほか、農業分野にとどまらず、小諸での農ライフを発信することで、移住定住施策にも寄与してもらえるのではないかと期待しているところであります。 さて、本定例会初日の提出案件でございますが、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問案件の1件を含め、小諸市等公平委員会委員選任の同意についてなど人事案件が4件、債権放棄の報告について及び令和3年度小諸市一般会計補正予算(第14号)の専決処分の承認を求める報告がそれぞれ1件、令和4年度小諸市一般会計予算など新年度の予算案件が16件、小諸市署名押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例など条例案件が3件、令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について等一般案件が2件、令和3年度小諸市一般会計補正予算(第15号)などの補正予算案件が5件、以上の32件でございます。 提出議案等の詳細につきましては、後ほど詳しくご説明を申し上げますが、議員各位におかれましては、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げます。 私から、以上でございます。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(清水喜久男議員)  これより本日の会議を開きます。 初めに、市長から専決処分書が提出され、お手元に配付してありますので、ご了承願います。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(清水喜久男議員)  日程第1、会議録署名議員の指名については、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。 1番、高橋充宏議員、2番、楚山伸二議員にお願いいたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(清水喜久男議員)  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、議会運営委員会においてご協議願っておりますので、本日から3月22日までの34日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から34日間と決定いたしました。--------------------------------------- △諮問第1号~議案第3号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(清水喜久男議員)  次に、日程第3、諮問第1号から日程第6、議案第3号までの4件を一括議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま一括議題といたしました4件については、人事案件ですので委員会付託を省略し、即決の審議といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略し、即決の審議とすることを決しました。 それでは、日程第3、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を願います。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、ご説明を申し上げます。 本件につきましては、任期満了に伴う人権擁護委員の次期候補者について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により市議会の意見を求め、法務大臣に推せんするものでございます。 本市では、人権擁護委員として現在8名の方にご尽力をいただいておるところでございますが、このうち2名が本年6月30日をもって任期満了となります。つきましては、次期委員の候補者を推せんすることについてご提案申し上げるものであります。 次期委員の候補者は、ともに再任となりますが、平原にお住いの小林正紀さん、赤坂にお住いの田澤幸枝さんでございます。以上2名の方につきましては、それぞれ経験も豊富で人格・識見ともに優れ適格者であると考えておりますので、推せんすることにご同意を賜りたくお願い申し上げます。 なお、任期は令和4年7月1日から令和7年6月30日までの3年間でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、小林正紀さん、田澤幸枝さんを人権擁護委員候補者に推せんすることは、これに同意することに決しました。 次に、日程第4、議案第1号 小諸市等公平委員会委員選任の同意について、提案理由の説明を願います。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  議案第1号 小諸市等公平委員会委員選任の同意について、ご提案を申し上げます。 小諸市等公平委員会委員は、現在3名の方にお願いをしているところであります。本案につきましては、このうち1名の委員の任期が本年3月31日をもって満了となりますことから、後任委員の選任に当たり、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 新たに小諸市等公平委員会委員としてお願いしたい方は、南町にお住いの相原良男さんでございます。相原さんは、前区長会長で、引き続き南町区長としてご活躍をされており、人格・識見ともに優れた適格者であると考えておりますので、議会のご同意を賜りたくお願い申し上げます。 なお、任期は令和4年4月1日から令和8年3月31日までの4年間でございます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号 小諸市等公平委員会委員選任の同意については、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、相原良男さんを小諸市等公平委員会委員に選任することは、これに同意することに決しました。 次に、日程第5、議案第2号 小諸市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について、提案理由の説明を願います。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  議案第2号 小諸市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について、ご提案を申し上げます。 小諸市固定資産評価審査委員会委員につきましては、地方税法の定めにより、現在3名の方にお願いをしているところであります。本案は、このうち1名の委員の任期が本年3月6日をもって満了となりますことから、後任委員の選任に当たり、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 新たに小諸市固定資産評価審査委員会委員としてお願いしたい方は、軽井沢町長倉にお住いの中河純子さんでございます。中河さんは、小諸市内にお勤めで、宅地建物取引士の資格を持ち、不動産の賃貸業などもされており、固定資産の評価について専門的知識をお持ちの方で、人格・識見ともに優れ適格者であると考えておりますので、議会のご同意を賜りたくお願いを申し上げます。 なお、任期は令和4年3月7日から令和7年3月6日までの3年間でございます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号 小諸市固定資産評価審査委員会委員選任の同意については、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、中河純子さんを小諸市固定資産評価審査委員会委員に選任することは、これに同意することに決しました。 次に、日程第6、議案第3号 御牧ヶ原財産管理委員選任の同意について、提案理由の説明を願います。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  議案第3号 御牧ヶ原財産管理委員選任の同意について、ご提案申し上げます。 本案につきましては、平成31年4月1日から4年間の任期でご同意をいただいていました御牧ヶ原財産区管理委員7名のうち1名がお亡くなりになり欠員が生じたため、新たに補充する1名の委員につきまして、御牧ヶ原財産管理委員会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 新たに御牧ヶ原財産区管理委員としてお願いしたい方は、大字大久保にお住いの前田幸夫さんでございます。前田さんは、地域の状況に精通されており、人格・識見ともに適格者であると考えておりますので、議会の同意を賜りたくお願い申し上げます。 なお、任期は令和4年4月1日から残任期間の令和5年3月31日まででございます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの説明に対し、ご質疑はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案第3号 御牧ヶ原財産管理委員選任の同意については、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、前田幸夫さんを御牧ヶ原財産区管理委員に選任することは、これに同意することに決しました。--------------------------------------- △報告第1号の上程、説明、質疑 ○議長(清水喜久男議員)  次に、日程第7、報告第1号 水道料金の債権放棄の報告についてを議題といたします。 報告第1号について、説明を願います。 建設水道部長。     〔建設水道部長 山浦立男君 答弁席〕 ◎建設水道部長(山浦立男君)  報告第1号 水道料金の債権の放棄についてご報告申し上げます。 議案綴の報1-1ページをお願いいたします。 本報告は、小諸市債権管理条例第14条第1項の規定により債権を放棄しましたので、同条第2項の規定により報告をするものでございます。 内容につきましては、放棄した債権は水道料金で、債権を放棄した年月日は、令和3年11月5日、放棄した債権の件数は32件、放棄した債権の額は67万1,160円、債権を放棄した事由は、小諸市債権管理条例第14条第1項第1号エによるものでございます。 以上、ご報告いたしました。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。 楚山伸二議員。     〔2番 楚山伸二議員 質問席〕 ◆2番(楚山伸二議員)  ただいまの報告1-1の関係ですけれども、放棄した事由ということで条例のご説明がございましたけれども、それの中身と、この債権を放棄した期間はいつからいつまでの分かということを確認したいと思います。 ○議長(清水喜久男議員)  建設水道部長。 ◎建設水道部長(山浦立男君)  債権を放棄した事由につきましては、この条例の中で当該措置を取った場合、相当な期間を経過したときということの規定の中にございます。その相当な期間というのは、約1年と規定をされております。また、債券の内容につきまして、法人が1件、個人が3件ということでございます。個人の方につきましては、亡くなられた方と市外へ転居・転出して居所不明ということで債権放棄をさせていただいています。また、法人につきましては、倒産ということで債権放棄をさせていただいております。 期間につきましては、法人については18件ですので18期の分、個人につきましては、それぞれ3名の方、9件、3件、2件という期間になっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(清水喜久男議員)  楚山伸二議員。 ◆2番(楚山伸二議員)  倒産とか移転によって宛先が不明ということですが、もう一個、これだけの金額がたまった期間は、具体的に説明できるものであれば教えていただきたいと思います。 ○議長(清水喜久男議員)  建設水道部長。 ◎建設水道部長(山浦立男君)  期間につきましては、先ほどの件数で、例えば個人の方で9件あるという方でお話を申し上げましたが、2か月が1期になっておりますので、9でいきますと、18か月という形の期間になります。 以上でございます。 ○議長(清水喜久男議員)  よろしいでしょうか。 ◆2番(楚山伸二議員)  はい。 ○議長(清水喜久男議員)  ほかはよろしいでしょうか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、以上で報告第1号を終わります。--------------------------------------- △報告第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(清水喜久男議員)  次に、日程第8、報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 報告第2号について説明を願います。 総務部長。     〔総務部長 柳澤 学君 答弁席〕 ◎総務部長(柳澤学君)  報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。 議案綴の、報の2-1、2-2ページをご覧ください。 本報告は、令和3年度小諸市一般会計補正予算(第14号)を地方自治法第179条第1項の規定により2月1日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。 本補正予算は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づくまん延防止等重点措置の適用に伴う緊急対策事業に係るもので、県の予算の専決処分に伴うものでございます。これは、新型コロナウイルス感染症第6派の到来により、市内事業者の経済活動に大きな影響が出ていることから、特に売上げが急激に落ち込んでいる業種を早急に支援する必要があることから実施するもので、補正予算といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,100万円を増額し、歳入歳出予算の総額を213億2,800万円と定めるものでございます。 内容につきましては、報2-6ぺージ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明を申し上げます。 初めに、報2-8ページの歳入をお願いいたします。 款16県支出金、項2県補助金、目5商工費県補助金は、県予算の専決処分に伴い交付されます第6派対応事業者支援交付金6,100万円を計上したものでございます。 続きまして、報2-9ページの歳出をお願いいたします。 款7商工費、項1商工費、目2商工振興費は、新型コロナウイルス関連緊急経済対策事業に要する費用で、新型コロナウイルス感染第6派の到来により特に大きな影響を受けている業種である飲食店、宿泊業、理・美容業等幅広く対象といたしまして、1事業者当たり20万円を上限に、305事業者分の支援金6,100万円を計上いたしました。 次に、報2-5ページにお戻りください。 第2表、繰越明許費補正につきましては、当該事業の申請受付終了日を本年5月31日としているため、繰越明許費に当該事業費を追加いたしました。 以上概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、質疑を終わり討論に入ります。 討論ありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、討論を終わり採決いたします。 報告第2号は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、報告第2号は原案のとおり承認されました。--------------------------------------- △令和4年度施政方針の説明について ○議長(清水喜久男議員)  次に、日程第9、令和4年度施政方針の説明に入ります。 市長から説明を願います。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  本日、令和4年3月小諸市議会定例会の開会に当たり、私の市政経営に対する所信の一端を申し述べ、市議会並びに市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 私は、平成28年4月に市長に就任して以来、市民の皆様の期待にお応えするという強い使命感と責任の下、鋭意市政経営に取り組んでまいりました。令和2年からの2期目の公約の中では、小諸市が今後も持続可能な自治体であり続けるためには、人口減少を抑制しつつ市内外の人々から選ばれるまちであることが必要であり、そのための新たな小諸市の目指す姿、ビジョンとして健幸都市こもろ(小諸版ウエルネス・シティ)を掲げ、その推進に取り組んでまいりました。 健幸都市こもろ(小諸版ウエルネス・シティ)は、健康ヘルスに限定されないウエルネスとして、あらゆる分野において健康・健全であることで選ばれるまちであるとともに、快適で心地よい場所、自分に還れる場所としてのウエルネス・サード・プレイスという概念を取り入れております。このことは、小諸市の総合計画の根幹となる第5次基本構想の将来都市像「住みたい 行きたい 帰ってきたい まち 小諸」と整合性があり、今後も総合計画の6つの政策の柱である「子育て・教育」「環境」「健康・福祉」「産業・交流」「生活基盤整備」「協働・行政経営」との融合を図りながら、健幸都市こもろ(小諸版ウエルネス・シティ)の実現に向け、本市の魅力にさらに磨きをかけながら、市民の皆様とともに各種施策・事業を実践してまいります。 さて、令和3年度を振り返りますと、引き続き新型コロナウイルス感染症対策に奔走した1年でありました。特に年明けからオミクロン株による感染が日本全国で猛威を振るい、県内においても新規陽性者が過去に経験のない速さで増加し、1月25日現在の確保病床使用率は33.3%となったほか、宿泊療養施設の使用率は60.0%を超えました。長野県は、今後重症化リスクが高い高齢者などの陽性者が増加すれば、確保病床使用率は急速に上昇するおそれがあること、さらに感染が拡大することにより、療養や濃厚接触による自宅待機を必要とする方が増加し続ければ、社会機能の維持に深刻な影響を及ぼす事態が想定され、医療提供体制、公衆衛生体制に支障が生じると判断し、国へまん延防止等重点措置の適用を要請しました。そして、1月27日から2月20日までの間、まん延防止等重点措置を適用する国の決定を受け、長野県は、県民や事業者の皆様に、感染拡大防止に向けた協力を呼び掛けました。 小諸市においても、まん延防止等重点措置の適用を踏まえ、市民の皆様や事業者の皆様へは、改めて感染拡大防止への理解と協力をお願いするとともに、必要な対策を講じてきました。いまだ先行きも不透明な状況でありますが、行政が果たす役割といたしましては、引き続き命と健康を守ることを最優先に考え、そして生活支援や経済対策など、刻々と変化する情勢に素早く対応していくことだと考えております。 この間の取組の一端を申し上げますと、まず感染拡大と重症化の抑止を目指した取組として、市民のワクチン接種に職員一丸となって取り組んでまいりました。特に小諸モデルと称されたワクチンの集団接種については、接種の申込みを個々が行うのではなく、あらかじめ日時を指定する方法を採用し、併せて高齢者を対象に送迎バスを走らせ、乗降場所には地域職員連絡会の市職員を配置するなど、接種を受ける市民に寄り添った丁寧な取組により接種率の向上につなげてまいりました。このことは、市民の皆様からもご好評をいただいてきたところであり、現在実施している3回目のワクチン接種についても、これらの実践と経験を生かし、より迅速に、そして利便性の向上を心がけて進めております。また、コロナ禍における生活支援といたしましては、子育て応援チケット給付事業として、子育て世帯への商品券の給付、高齢者の外出機会の創出やフレイル予防を兼ねて、高齢者外出機会創出応援チケットの給付等に取り組んできました。 一方、経済対策としましては、市内事業者の事業継続支援を基本に、8月の県の特別警報Ⅱ(レベル5)の対応として、飲食店等の時短営業、休業要請の影響を受けた事業者に対する支援金の給付をはじめ、制度融資を拡充・強化するなど各種支援を実施してまいりました。また、地域内消費を高めるため、前年度に引き続き、プレミアム商品券こもろ応援チケット第3弾を3億円分発行し、市民の皆様に協力をいただきながら、つかって応援プロジェクトとして展開してまいりました。 さらには、長引くコロナ禍に負けず、地域を元気づけるために、各団体が知恵を結集して開催した秋のこもろ市民まつりでは、多くの皆様に元気と笑顔を届けることができました。また、これまで一貫して市民の皆様への正確かつ迅速な情報発信に努めるとともに、うわさやデマに惑わされない冷静な対応と、感染者やそのご家族、勤務先、医療従事者などへの差別や偏見は絶対に行わないことを、広報、ホームページ、SNS、ポスターなどを通じてその都度お願いしてまいりました。次々と変異株が出現するなど予断を許さない状況にありますが、令和4年度も、適切な判断と状況に応じた迅速な対応により、一人の市民も取り残されることのないよう引き続き全力で取り組んでまいります。 このように、令和3年度においても新型コロナウイルス感染症対策を優先に取り組まざるを得ない状況でしたが、その中でも着実に歩みを進めてきた施策や事業も数多くありました。 ここで、本年度進めてきた特徴的な事業などにつきまして、ご説明を申し上げます。 まず、子育て・教育の分野では、小諸市学校教育審議会からの答申を受け、学校再編計画の作成に取り組み、本年度末には学校再編基本構想を策定する予定であります。保育園では、老朽化していた芦原・中央の統合新保育園「南城森の保育園」が本年3月に竣工し、新年度より開園となります。また、複合型中心拠点誘導施設こもテラス内に、就労中の子育て世代からニーズの高かった病児病後児保育施設こもろスマイル園を新設すると同時に、同じく子育てを社会で支えていくファミリーサポートセンターを移転、開設し、子育て支援事業を拡充いたしました。 芸術・文化的な活動につきましては、本年度も、音楽のまち・こもろの取組が市内小中学校の全国大会での大活躍に成果として現れた年でもありました。また、国指定重要文化財である旧小諸本陣は、長年の課題であった解体復原工事に本格的に着手し、下屋や表門の解体が進みました。 高地トレーニングの推進につきましては、トップアスリートの皆様から高地トレーニングの適地として認知が広まり、東京2020オリンピックへ向けて、競歩やトライアスロンのオリンピック代表候補選手などが合宿を行い、特にトライアスロン連合男女ナショナルチームは、直前合宿を小諸で行いました。そして、合宿された選手の中から、男子20キロ競歩の山西利和選手が銅メダルに輝きました。 人権を守る取組では、インターネットに差別動画が投稿されたことから、長野地方法務局などへ佐久市と共同で差別動画の削除要請を行うなど、小諸市として、あらゆる差別を許さない姿勢を示してまいりました。 次に、環境の分野では、気候非常事態宣言で表明した2050ゼロカーボンシティの実現に向け、ごみ排出量の削減や3Rの徹底などの検討を行う廃棄物減量再資源化等推進市民会議を定期的に開催してきました。また、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の助成につきましては、地域の皆様のご協力をいただき、区と連携した地域猫活動の取組が始まるなど、予想を上回る成果につなげることができました。現在、令和4年度以降の事業実施に向け、財源確保のため、クラウドファンディングに取り組んでおります。 次に、健康・福祉の分野では、健康づくり事業として、地域のウォーキングサークルとの連携及びアプリを活用したポイント付与による運動習慣定着のためのこもろ健幸マイレージ事業の推進に取り組みました。 妊娠・出産・子育てへの切れ目ない支援として、母子健康包括支援センターにおける相談支援を実施いたしました。 高齢者対策では、複合型中心拠点誘導施設内に高齢者福祉センター「こもれび」を開設し、介護予防事業の拠点施設として各種予防教室を開催いたしました。また、健康づくり課との連携により、75歳以上の高齢者に対する保健事業と介護予防の一体的事業に取り組みました。これらの成果が徐々に現れ、現在高齢者人口に占める要介護認定者の割合は、19市中最も低い状況となっております。 次に、産業・交流の分野では、軽井沢蒸留酒製造株式会社がウイスキー製造拠点となる小諸蒸留所の建設に着手したほか、世界的なパティシエ、青木定治氏が経営する株式会社SAJの焼き菓子製造拠点の誘致に成功しました。 インター小諸工業団地には、建設資材卸企業の進出と同団地の最終分譲となる第6次分譲地の整備が進み、新産業団地計画に向けた準備作業に着手いたしました。また、コンパクトシティ構想の仕上げとして、こもテラス内にツルヤ小諸店が開業し、この整備と前後して、旧北国街道沿いを中心に、個性豊かな店舗の新規出店やIT人材を養成するサテライトオフィスが小諸駅前に開設されるなど、古くて新しいまちとして外部からの投資が進み、小諸市の評価が高まっております。 移住定住促進では、空き家バンクや、新たに創設した移住補助金などによる誘致や住宅用の私有土地売却と民間宅地開発の支援を進めた結果、本市の2021年中の人口動態が16人の社会増となり、成果を得たところであります。今後も、丸山地籍に誘致した民間の大規模宅地分譲地をはじめ、民間活力を取り入れた取組を進めてまいります。 観光面では、渡辺パイプ株式会社の企業版ふるさと納税を活用し、Eバイクの導入やライブ映像の配信など、環境に配慮した安全安心な山岳・高原観光地の整備を図る高原ウェルネスリゾート推進プロジェクトがスタートしました。 小諸市動物園では、ペンギン舎とふれあい休憩所などを整備する第1期工事が順調に進み、来る4月29日のリニューアルオープンに向け、準備を進めております。 このほか、こもろ観光局との連携事業として、島崎藤村の「初恋」をアレンジしたⅤチューバー、戌亥とこさんのミュージックビデオ発信が反響を呼び、11月中の懐古園入園者が過去10年で最高を記録したことなどが成果として挙げられます。 農業面では、株式会社カクイチからの企業版ふるさと納税を活用した事業構想プロジェクトとして、農業振興事業に取り組んできたほか、小諸の農に魅力を感じて、これまでにない手法で発信している武藤千春さんを農ライフ推進アンバサダーに委嘱し、新しい農の発信をスタートしました。 また、有害鳥獣対策で駆除した動物を活用した商品化事業では、鹿肉ジャーキーが前年の2倍近い販売数となるなど、人気が急騰しました。 次に、生活基盤整備の分野では、多極ネットワーク型コンパクトシティ構想の拠点となる複合型中心拠点誘導施設こもテラスの公共施設部分が8月に、商業施設が10月にオープンしました。あわせて、小諸駅周辺の官民共創によるまちづくり事業の立ち上げを支援するこもろまちタネプロジェクトがスタートし、10月からは大手門公園にまちタネひろばを開設、様々なイベントが開催されました。 飯綱山公園では、官民連携魅力向上事業としてパークPFIを導入し、協定民間事業者によるレストラン、ワイナリー等の建設が着手されました。 公共交通につきましては、こもろ愛のりくんコールセンターのこもテラス移転に合わせ、8月から愛のりくんの運行時間を拡大するとともに、定時定路線バスに代わる市内巡回線の試験運行、愛のりくんの利用促進などに取り組みました。 また、株式会社カクイチの企業版ふるさと納税を活用したMaaS事業として、スマートカート「egg」及びEVバスの試験運行に取り組みました。 防災等による市民の安全・安心の確保のため、防災に特化したLINEによる情報提供を開始したほか、青木村との災害時の相互支援協定や小諸ホテル旅館組合との災害時における宿泊施設の提供に関する協定を締結し、災害時の備えを強化しました。また、いざというときに迅速・適切な対応をするために、災害時の感染症予防対策用の備蓄倉庫を新消防署敷地内に設置をいたしました。 最後に、協働・行政経営の分野では、小諸市総合計画第11次基本計画の改定として、コロナ禍で設定を延期していた財政目標を設定するとともに、持続可能な行政経営を目指した実施計画及び予算編成に取り組みました。 企業版ふるさと納税を活用した産学官連携事業として、事業構想プロジェクト事業に着手するとともに、引き続き地域再生計画に基づき地方創生の推進を図ってまいりました。貴重な自主財源であり、地域経済の振興につながるふるさと納税につきましては、コロナ禍の大変厳しい社会経済情勢ではありましたが、魅力ある返礼品の掘り起こし等の創意工夫により、前年度を上回る4億円を達成する見込みとなりました。 このように、民間活力の導入につきましては、市長就任当初から注力してまいりましたが、令和3年度は、企業版ふるさと納税を活用した事業として、大きな一歩を踏み出しました。また、都市公園の有効活用という部分でも、公的な資金を投入するのではなく、パークPFIという制度を活用し、民間の発想やノウハウ、資金を活用して飯綱山公園の有効活用に着手することができました。飯綱山公園は、市外からのアクセスのよさやすばらしいロケーションを有する都市公園ですが、来年春には、ワイナリーやレストラン、市民が集うことができる広場などが整備され、より魅力的な公園に生まれ変わるものと期待しております。 また、多岐にわたる行政運営において事業効果を上げていくため、情報発信はとても重要となってまいります。これまでも、パブリシティを活用し、費用を抑え、効果的・効率的な情報発信に努め、成果を挙げてまいりましたが、令和3年度に躍動した流れをより大きく確実なものとしていくため、来年度以降も情報発信を積極的に実施してまいります。 さて、令和4年度は、市長任期2期目の折り返しの年となります。各種施策の成果が徐々に顕著化し始めておりますが、市民の皆様に実感として感じていただけるよう、この流れをさらに力強いものとしてまいります。また、令和4年度も新型コロナウイルス感染症対策については最重要課題と捉えておりますが、小諸の未来のため、さらに襟を正し、誠実に、そして粘り強く全力で取り組んでまいります。 それでは、令和4年度の重点政策につきまして、第5次基本構想、第11次基本計画及び健幸都市こもろ(小諸版ウエルネス・シティ)の政策分野別にご説明申し上げます。 なお、事業の詳細につきましては、今議会におきまして、予算案及び実施計画の説明の際にご説明いたします。 まず、1、心豊かで自立できる人が育つまち「子育て・教育」。 最初に、子育て・教育につきましては、小諸市教育大綱と教育振興基本計画からなるこもろ未来プロジェクト教育編を羅針盤とし、子どもたちが、心豊かに、自ら考え行動できる人として育ち、全ての市民が生涯にわたって学び続ける社会の実現に向け、教育委員会とともに、施策の推進を図ってまいります。喫緊の課題と位置付けています学校再編計画につきましては、子どもたちの学びにとって何が望ましいのかという視点の下、財政面や公共施設等総合管理計画などを踏まえ、令和3年度中に策定予定の学校再編基本構想に基づき、再編校開校へ向け、具現化に取り組んでまいります。また、小中一貫教育を採用することで、市民をはじめ、移住者の皆様にとっても、より魅力的で期待に応えられる教育環境づくりに努めてまいります。 小諸市の誇る安全で心のこもったおいしい自校給食を今後も維持していくために、民間委託を含め、効率的な運営方法について検討してまいります。 南城森の保育園の開園を契機に、将来にわたって、よりよい保育環境を維持するため、とどまることなく、引き続き保育園の再配置の検討を進めてまいります。 こもテラス内の病児病後児保育施設及びファミリーサポートセンターにつきましては、適正な運営管理を行うことで、安心して子どもを産み育てる環境の充実を図ってまいります。 音楽のまち・こもろにつきましては、引き続き小中学校の音楽活動を推奨するとともに、これまで実施してきた事業の創意工夫と充実により、市民への浸透を図ってまいります。 国指定重要文化財の旧小諸本陣につきましては、解体復原工事を着実に進め、並行して復原後の有効活用について検討してまいります。 高地トレーニングの推進につきましては、これまでの取組をえにしとしたトップアスリートと、子どもたちを中心とした交流を推進し、地域振興と健康増進などの市民益につなげてまいります。 市民の人権意識の高揚と男女共同参画及びジェンダー平等社会の実現を目指して、家庭、地域、学校、企業などの様々な場における学習や啓発、交流活動を進めてまいります。 次に、2、自然環境を守り、循環型社会の進んだまち「環境」。 次に、環境の分野であります。小諸市の豊かな自然環境は、先人たちが日々の暮らしの中で深く係わり、守り、育てられてきたものであり、この貴重な財産を健全な形で未来につなげることが現代を生きる私たちの使命であります。今の暮らし方を見つめ直し、森林・水資源の保全、ごみの減量化・再資源化等を進めることにより、将来にわたり持続可能な社会を形成してまいります。 自然環境の保全につきましては、世界に誇れる豊かな自然を有することから、自然環境保全に関する条例の制定を視野に、動植物等保全地区の指定について検討を進めてまいります。 太陽光発電につきましては、設置事業者に対し、ガイドラインや指導要綱に沿った事業の適正実施を厳格に指導するとともに、地域との合意形成がなされていることを前提に、自然環境と調和した再生可能エネルギーの推進を図ります。 地球温暖化対策については、推進体制を整備し、環境基本計画及びCO2削減推進計画の改定作業を進めるほか、市民が行う蓄電池の整備費や電気自動車の購入費に対する助成制度を設け、市民の環境意識の醸成を図りながらカーボンニュートラルの実現を目指してまいります。 3、一人一人が健康に心がけ、みんなで支え合うまち「健康・福祉」。 次に、健康・福祉の分野では、子どもから高齢者まで全ての市民一人一人が健康に心がけ、みんなで支え合いながら活躍できる地域共生社会の実現へ向け取り組むことで、住み慣れた地域で、安心して生き生きと暮らせる地域づくりを推進いたします。 新型コロナウイルス感染症対策については、引き続き医師会、浅間南麓こもろ医療センターなどの関係機関と連携し、積極的な啓発及び予防接種体制を整備するなど、感染拡大の防止に向け、最大限の取組を展開いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により、経済的、精神的、心理的負担が特に増大しているひとり親世帯、生活困窮世帯などへの相談・支援等につきましては、個別のケースとともに、家族全体の課題を捉え、しっかりと寄り添いながら、一人も取り残さないことを念頭に、柔軟で迅速な対応を小諸市社会福祉協議会など関係機関と連携し、実施してまいります。 健康づくり施策としては、健康づくり協力事業所との連携やスマホアプリの利用促進により健幸マイレージ事業の一層の推進を図り、健診受診率の向上につなげるとともに、市民の健康意識の向上と健康習慣の定着を図ります。 出産・子育て支援策として、母子健康包括支援センターを中心に関係機関との連携を密にし、妊娠から出産・子育てまでの切れ目のない支援を行います。 高齢者支援施策としては、地域包括ケアシステムを確立し、高齢者をみんなで支える地域ネットワーク構築のための事業を継続して行います。また、各地区で行われる介護予防事業の支援、フレイル(虚弱)の要因である低栄養、口腔機能や運動機能の低下のリスクのある高齢者を中心に、保健指導を実施することで、要介護状態になることの予防に取り組みます。 4、地域の宝、地域の資源を有効活用し、活気ある豊かなまち「産業・交流」。 次に、産業・交流の分野では、地域の宝、資源や誇りを再認識し、さらに磨きをかけ、その魅力を最大限活用し、稼げるまちを創出します。そして、地域性を生かした産業の活性化や事業者、生産者の競争力強化で、農業の生産・販売力の向上、企業誘致、観光振興、移住・定住の促進を図ります。 小諸の農産物のブランド化を推進するため、土壌に着目したKOMORO AGRI SHIFT PROJECTをさらに推進し、その一環として、本年12月に本市で開催される米・食味分析鑑定コンクール:国際大会inこもろを通じ、小諸の農ブランドを全国、世界に発信します。また、トップセールスや人脈を縁とした農商工業者、企業人、専門家などとの連携により、食と農による小諸のブランド化をさらに推進し、稼げるまちづくりにつなげます。引き続き地域の強みを生かした出店の支援や企業誘致にも取り組み、新たな産業団地計画に着手いたします。コロナ禍にあって、地方回帰の動きが加速する中、民間事業者と連携した事業やイベント開催など、移住・定住促進の取組を強化します。 小諸城址懐古園につきましては、動物園の開園100周年に向け、2期目の再整備を着実に進めるとともに、国の交付金をはじめ、企業、個人からの幅広い支援など、多様な財源確保に努めてまいります。 こもろ観光局につきましては、この間の交付金を活用した事業の成果を踏まえ、組織の役割や機能が十分に発揮できるよう、行政として、これまで以上に連携協力を図ってまいります。 新型コロナウイルス感染症に係る経済対策につきましては、状況を見極めながら、影響の著しい業種に対し、的確な時期に効果的な施策を実施し、地域経済の回復及び活性化に取り組みます。 5、安心して快適に暮らせるまち「生活基盤整備」。 次に、生活基盤整備の分野であります。人口減少、少子高齢化の進展による社会構造の変化に対応し、多極ネットワーク型コンパクトシティのまちづくりをさらに推進するため、小諸駅周辺を起点とした官民共創による、こもろまちタネプロジェクトの輪をさらに拡大させるとともに、まちなかポップアップ&ゴーDX社会実験など、情報通信技術を活用したモデル事業の展開により、市内外に情報認知を広げ、公共交通を介した来訪や回遊の促進を図ります。 このような、利便性が高く居心地のよい開かれたまちづくりに向け、まちなかに好循環をもたらす多様な取組を支援、実施してまいります。あわせて、こもろ愛のりくんを基幹とした市コミュニティ交通の運行改善等に取り組むとともに、MaaS事業として、EVバス、スマートカートの運行など未来に向けた市民生活の利便性の高い公共交通の構築を図るため、また、外出機会の創出につながる様々な実証運行に積極的に取り組んでまいります。 道路、橋梁等の改修につきましては、将来にわたる持続可能性を考慮し、長寿命化計画に沿って計画的に実施します。 水道施設等の指定管理者である公民共同企業体、株式会社水みらい小諸に委託している水道施設の維持管理業務、料金徴収関連業務、給水申請関連業務等については、厳格な業務管理(モニタリング)を実施することで、水道水の安定供給と持続的な安定経営に努めます。 過去の災害等を教訓とし、関係機関と連携した危機管理体制の強化を図るとともに、日頃の備えと心構え、自助・共助に対する市民意識の向上を図るための啓発に取り組むほか、令和2年度に策定した小諸市国土強靱化地域計画に沿って、市内全域において地域防災力の強化を図ります。また、広域的避難の研究や災害時協定を締結している各種団体・組織との日頃から顔の見える関係を構築し、いざというときに備えてまいります。 6、全ての主体が参加し、協働するまちづくり「協働・行政経営」。 最後に、協働・行政経営の分野です。協働による市民主体のまちづくりを実現するために、引き続き市職員で構成する地域職員連絡会及び地区担当職員と地域との連携強化を図り、主権者たる市民の意見を可能な限り市政に反映するよう努めます。 公共施設等総合管理計画に基づき行政改革を踏まえた公共施設マネジメントの推進を図るとともに、更新時期を迎えた公共施設の統廃合により、効率的・効果的な財政運営を目指します。 自治体DXを推進するための体制整備を進め、関係部署との連携を図る中で、ICTを積極的かつ戦略的に利活用することで、市民サービスの向上と行政運営の効率化を図ります。また、企業版ふるさと納税を積極的に活用し、自主財源の確保と地域経済の活性化につなげてまいります。 以上、政策分野別に令和4年度における重点政策の一旦を述べさせていただきました。 地方は、今、少子高齢化、急激な人口減少という、かつて経験したことのない深刻な課題に直面しています。一方、新型コロナウイルス感染症により、首都圏への一極集中から地方への回帰分散へ、都会のオフィスワークから地方でのテレワークなど、改めて地方が注目され、まさに時代は大きな変革を迎えています。最近、「小諸が動きだした」「小諸が変わってきた」など、市内外の方からこんな感想が多く寄せられるようになりました。これは、地元に住む私たち以上に、外から見た小諸の評価が高いということに改めて気づかされる場面でもあります。また、市内への個性的な店舗や魅力ある企業の相次ぐ進出が活発になっており、このことからも、民間投資という形で本市が大きく変貌を遂げようとしていることが明らかになってきました。 小諸には、小諸を支えてきた2つのDNAがあると私は考えています。1つは、歴史的に移住者と地元住民の交流が、いわゆる化学反応を起こし、まちの発展につなげてきたこと。そして、2つ目は、時代を先取りするファーストペンギン(勇気ある、またベンチャー精神のある新しい挑戦をする精神)として、県内初の図書館や動物園、最近ではコンパクトシティの取組など、様々なチャレンジをしてきたことであります。コロナ禍による移住者の増加や社会構造の変革に伴い、関係人口が増加することにより、未来をつくる多様な人材がまちづくりに浸透し始めています。今後も、企業や地元住民の皆様と移住者などが交流を深めることで、効果的な化学反応が起き、力強い波紋となって広がっていくことが大変重要となってまいります。 こうした土壌をつくっていくために、行政は変わることを恐れず、常に時代の変化、ニーズに対応した施策を展開していく必要があります。また、私たち市民一人一人が無いものねだりをするのではなく、まずは、我がまち小諸のために何ができるのか、何をなすべきなのかを自問自答し、ともに知恵を出し合いながらチャレンジし続けることが、小諸を知り、愛し、誇りに思い、行動する、いわゆるシビック・プライドにつながるものと確信しています。 小諸市にはまだまだ課題はありますが、熱い想いに裏打ちされた強い決意と覚悟を持って乗り越えていかなければなりません。私も、その一員として市民の皆様そして職員の先頭に立ち、市長としての職責を果たしていく所存でございます。市民の皆様には、引き続き小諸市政の推進に一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、令和4年度の施政方針といたします。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの施政方針の説明に関する質疑は、来る2月28日から行われます一般質問の代表質問並びに個人質問の中でお願いをいたします。 お諮りいたします。 この際、議事の都合により暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、この際暫時休憩といたします。再開時刻は午前11時15分といたします。 △休憩 午前11時03分 △再開 午前11時15分 ○議長(清水喜久男議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第4号~議案第29号の一括上程、説明 ○議長(清水喜久男議員)  次に、日程第10、議案の提案理由の説明に入ります。 議案第4号から議案第29号までの26件を一括議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題といたしました議案のうち、議案第23号及び議案第24号の2議案については、議会運営委員会でご了承いただいておりますので、本日議決の運びといたしたいと思います。つきましては、提案理由の説明の後、本議案に対する議案質疑を行い、議案質疑終了後所管の常任委員会へ付託し、委員会の審査終了をもってご審査願いたいと思いますのでご了承願います。 それでは、順次提案理由の説明を願います。 議案第4号 令和4年度小諸市一般会計予算から議案第19号 令和4年度小諸市農業集落排水事業会計予算までの16件について、提案理由の説明を願います。 市長。     〔市長 小泉俊博君 答弁席〕 ◎市長(小泉俊博君)  本定例会に上程しました令和4年度小諸市一般会計予算特別会計予算並びに企業会計予算、合わせて16会計の予算案のご審議をお願いするに当たり、編成に当たっての基本的な考え方を申し上げます。 政府は、本年1月に閣議決定した令和4年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度の中で、「ウィズコロナの下で社会経済活動の再開、継続を図りつつ、安全安心を確保していくとともに、経済対策を迅速かつ着実に実施し、公的支出による下支えを図りつつ、消費や設備投資といった民需の回復を後押しし、経済を民需主導の持続的な成長軌道に乗せていく」とし、この結果、「令和4年度は、GDPが過去最高となることが見込まれる。ただし、感染症による内外経済への影響、供給面での制約や原材料価格の動向による下振れリスクに十分注意するとともに、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある」との見通しを示しました。 こうした中、国における令和4年度予算は、予算編成の基本方針に基づき、新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期すとともに、成長と分配の好循環による新しい資本主義の実現に向け、科学技術立国の実現、地方を活性化し世界とつながるデジタル田園都市国家構想、経済安全保障の3つの柱とする大胆な投資による経済成長、また、賃上げの促進等による働く人への分配機能の強化、看護・介護・保育等に係る公的価格の在り方の抜本的見直し、全ての世代が支え合う持続可能な全世代型社会保障制度の構築を柱とする分配戦略の推進、加えて、防災・減災、国土強靱化や交通・物流インフラの整備等の推進、年代・目的に応じたデジタル時代にふさわしい効果的な人材育成、質の高い教育の実現、2050年カーボンニュートラルを目指し、グリーン社会の実現に向け、総額107兆5,964億円(前年度比0.9%増)と、前年度を上回る一般会計予算案が閣議決定されました。 一方、地方財政は、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれるとともに、国の取組と基調を合わせた歳出改革に努めましたが、社会保障関係費の増加が見込まれることなどにより、依然として大幅な財源不足が見込まれています。 令和4年度の地方財政対策では、社会保障関係費の増加が見込まれる中、地域社会のデジタル化や公共施設の脱炭素化の取組等の推進、消防・防災力の一層の強化等に取り組みつつ、地方が安定的に財政運営を行うために必要となる一般財源総額について、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保することを基本に、62兆135億円(前年度比0%)が確保され、地方財政計画における地方全体の歳入歳出規模は、90兆5,918億円(前年度比0.9%増)とされました。 こうした中、当市の令和4年度の状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により税収の減少は避けられず、予算編成方針として、財政運営の基本的な考え方で示しております基金や市債に依存した財政構造の回避を最優先としていることから、新規事業を実施する場合は、財源確保や既存事業の見直し、徹底した業務の見直しを行うことなど、大変厳しい予算編成となりました。 このような状況を踏まえる中で、小諸市の令和4年度の予算編成は、第11次基本計画に掲げた目標を堅持しつつ、実施計画に沿った予算編成を行ったところであります。 小諸市第11次基本計画には、こもろ未来プロジェクト2020として、私の市長公約に関連する事項を盛り込んでおり、健幸都市こもろ(小諸版ウエルネス・シティ)を本市の目指すべき姿とし、基本目標を掲げております。 予算編成につきましても、基本計画における施策内の目標を実現すべく、財政規律を遵守しつつ、実現可能なものから財政状況を考慮しつつ、着実に実施してまいりました。 令和4年度は、長引く新型コロナウイルスの影響により先行きが不透明な中において、継続事業の着実な推進に重点を置いた予算といたしました。 投資的経費では、複合型中心拠点誘導施設こもテラスなどの大型事業が終了したことから大幅な減となりましたが、自主財源の確保を図るため、将来への投資として、新たな産業団地造成に向けた事前準備を進めるほか、本市が持つ魅力とブランド力を生かし、市内への企業進出を促進するとともに、お米やブロッコリーといった農産物などのブランド化の推進、移住・定住の促進、また市立保育園のICT化などDXの推進や脱炭素まちづくりの推進に向けた蓄電設備、太陽光発電設備などへの導入助成のほか、MaaSシステムによる新交通サービス(EVモビリティの活用)の運行、そのほか防災・減災対策など、暮らしに直接係わる施策の充実に配慮した予算配分を行いました。 さらに、新型コロナウイルス感染症対策としては、ワクチン接種をはじめとする予防対策の強化を図り感染防止をするとともに、厳しい経営状況に置かれている地域経済への対策が急務となっております。このため、国・県とも連携し、引き続き地方創生臨時交付金を活用するなど、経済動向に注視しながら、迅速で効果的な予算措置に努めてまいります。 今後の財政運営につきましても、市民福祉の向上のため、また、小諸市が持続可能な自治体であり続けるため、そして、健幸都市こもろ(小諸版ウエルネス・シティ)の根幹となる人口減少が進展する中でも小諸市が市内外の人々から選ばれるまちであるために、限られた財源の中ではありますが、小諸市の将来にとって必要な投資にはしっかりと予算措置を講じ、引き続き効率的な財政運営に努めてまいります。市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げる次第であります。 なお、各会計の内容につきましては、総務部長から申し上げることといたします。 ○議長(清水喜久男議員)  続いて、総務部長より説明を願います。 総務部長。     〔総務部長 柳澤 学君 答弁席〕 ◎総務部長(柳澤学君)  続きまして、予算提案説明書の5ページからをお願いいたします。 各会計の内容について、ご説明を申し上げます。 初めに、一般会計について申し上げます。 令和4年度一般会計の予算規模は170億5,000万円で、前年度比12億3,000万円、6.7%の減となりました。 歳入について申し上げます。 款1市税は、令和3年度の収入実績等も考慮して、前年度比15.2%の増の50億272万円余の計上としました。市税のうち市民税は26.4%の増とし、内訳では、個人市民税が22.5%の増、法人市民税が、市内企業の状況などを考慮して45.2%の増としました。また、固定資産税は、土地価格の下落率が続いていますが、家屋、償却資産の伸び等を考慮して11.1%の増、その他諸税についても、令和3年度の歳入実績等を考慮して、それぞれ計上いたしました。 款2地方譲与税から款9環境性能割交付金までは、地方財政収支見通し及び令和3年度の収入実績等を考慮して計上しました。 なお、款7地方消費税交付金のうち社会保障財源化分に係る交付金は、参考資料の地方消費税の引上げ分の使途にも明示していますが、民生費、保健衛生費における社会保障施策に要する経費に充てることとしています。 款10地方特例交付金は、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金として、固定資産税の特例・軽減措置に伴う減収補てん分800万円を計上しました。 款11款地方交付税は、令和4年度の地方財政対策では国全体の交付総額を3.5%の増としていますが、当市の令和3年度決定額及び来年度の基準財政需要額、収入額の状況などを考慮して、前年度比1.3%減の38億円の計上をしました。 款12交通安全対策特別交付金は、収入実績等を考慮して計上、款13分担金及び負担金は、保育所入所者負担金など、款14使用料及び手数料は、市営住宅家賃及びごみ処理手数料などの収入見込額を計上しました。 款15国庫支出金及び款16県支出金は、児童手当負担金などの負担金、社会資本整備総合交付金などの補助金、国民年金事務などの委託金を、各事業実施に伴う特定財源として収入見込額を計上しました。 款17財産収入は、土地建物貸付収入及び土地売払収入など、款18寄附金は、ふるさと納税寄附金など、款19繰入金は、特別会計繰入金及び基金繰入金を計上しました。 款20繰越金は、令和3年度決算見込みを考慮して計上、款21諸収入は、中小企業融資資金預託金元金収入などを計上、款22市債は、旧小諸本陣建造物保存修理事業など、各事業実施に伴う特定財源としての起債及び地方交付税の振替措置である臨時財政対策債を計上いたしました。 歳出について申し上げます。 歳出の内容につきましては、予算提案説明書の資料7ページから9ページに款別の主要事業の一覧を、14ページから21ページには基本構想における政策分野別の主な事業を掲載してありますので、ここでは款ごとに予算額と特徴的な事業について申し上げます。 款1議会費は、市の意思決定機関である市議会の通年の活動経費で、前年度比同水準の1億8,673万円余を計上しました。 款2総務費は、前年度比2.7%増の18億8,974万円余を計上しました。総務管理費では、市庁舎の通年の維持管理費を含む庁舎管理費と複合型中心拠点誘導施設管理費のほか、ふるさと納税寄附金と小諸の魅力発信を積極的に進めるふるさとPR事業に係る費用、住民情報や行政情報を適切に管理するための住民・庁内情報システム運用事業に要する費用、選挙費では、参議院議員選挙、県知事・県議会議員選挙及び市議会議員選挙執行経費を計上いたしました。 款3民生費は、前年度比4.3%減の61億4,042万円余を計上いたしました。社会福祉費では、新型コロナウイルス感染症関連で増加した自立相談支援事業の充実、障がい者福祉の充実など、高齢福祉費では、生きがい対策支援事業など、児童福祉費では、市立保育園の運営費、ICT化の経費のほか、子ども・子育て支援事業の施設型給付等の経費など、生活保護費では、扶助費に加えて、積極的な就労支援のための経費を計上いたしました。 款4衛生費では、前年度比5.8%減の12億2,048万円余を計上いたしました。保健衛生費では、予防接種事業での定期接種に加え、成人風しん抗体検査の継続、母子健康包括支援センターを軸とした各種支援、産後サポート事業の継続、クラウドファンディングにより寄せられた寄附金を財源とした地域猫活動に要する経費など、清掃費では、廃棄物の適切かつ効率的な処理のためのクリーンヒルこもろの運営費などを計上いたしました。 款5労働費は、労働者生活資金融資預託金など、前年度比同水準の7,185万円余を計上しました。 款6農林水産費は、前年度比12.1%増の4億7,982万円余を計上しました。農業費では、農地利用の最適化推進に係る経費や荒廃地対策、農産物ブランド化事業の推進及び米コンクール国際大会経費、県営農業農村整備事業負担金などで、林業費では、森林環境譲与税の拡充を財源とした森林整備の促進や有害鳥獣対策に係る経費などを計上しました。 款7商工費は、前年度比13.8%減の12億137万円余を計上しました。商工費では、中小企業に対する支援、新たな起業・創業へのサポート、企業誘致のための助成金、まちなか活性化施設運営事業、移住定住促進事業や企業との協力で実施する観光地域づくり事業などを計上しました。 款8土木費は、前年度比24.5%減の20億5,222万円余を計上しました。道路橋梁費では、市単独事業による市道の整備・維持補修の工事のほか、道路メンテナンス事業等による橋梁の点検・改修、幹線道路の舗装修繕、通学路の歩道整備などの事業費を計上しました。都市計画費では、都市計画維持管理事業やこもろ愛のりくんなどの公共交通システム(MaaS)及びスクールバスの運行などの交通政策に要する経費を計上しました。 款9消防費は、前年度比4.0%増の4億5,495万円余を計上いたしました。消防費では、消防本部及び小諸消防署の運営に係る佐久広域連合負担金、消防団の運営経費などを計上しました。 款10教育費は、前年度比12.6%減の14億4,850万円余の計上となりました。教育総務費では、教育委員会及び事務局の運営経費、小学校費及び中学校費では、施設維持管理費のほか、学校給食、ICT化推進経費など、子育て支援費では、子育て支援施設の運営費や特別支援教育に係る経費など、社会教育費では、旧小諸本陣建造物保存修理事業の改修工事や社会教育施設の運営経費など、保健体育費では、南城公園プール廃止に伴う代替事業費を計上いたしました。 款11災害復旧費は、予備費として10万円の計上としました。 款12公債費は、長期債元利償還金などで前年度比6.1%増の18億3,861万円余、款13諸支出金は、水道企業会計への消火栓維持管理等に係る負担金などで、前年度比2.7%減の2,149万円余、款14予備費は、前年度比2.1%減の4,365万円余をそれぞれ計上しました。 債務負担行為及び地方債につきましては、地方自治法の規定に基づき、予算書7ページの第2表及び第3表のとおり定めるものです。 なお、予算書の末尾には、給与費明細書のほか、参考資料を添付しております。 次に、主な特別会計及び企業会計について申し上げます。 国民健康保険事業特別会計は、予算額43億1,000万円で、前年度比9,800万円、2.3%の増でございます。国民健康保険制度の運用は、制度改革が行われ、平成30年度から、県が財政運営の責任主体として安定的な財政運営や効率的な事業の確保等国保運営の中心的な役割を担うこととなり、市町村では引き続き、加入・脱退等の資格管理や保険給付、賦課徴収や保健事業、保険証の交付等の事務を行っています。このことにより、歳出は、保険給付費のほか、県に納める国民健康保険事業費納付金や特定健康診査など、保健事業に係る経費を計上しました。歳出の約7割を占める保険給付費は、3.6%増の31億21万円余を計上しました。 後期高齢者医療特別会計は、予算額5億4,100万円で、前年度比1,100万円、2.1%の増です。後期高齢者医療制度の運営は後期高齢者医療広域連合が行い、市町村は、保険料の徴収のほか、各種申請の受付等の窓口事務を受け持っております。令和4年度の広域連合納付金は、2.7%増の5億2,372万円余を計上しました。 介護保険事業特別会計は、予算額40億円で、前年度比1億円、2.6%の増です。各種介護サービス等の保険給付費のほか、要介護状態になることの予防や自立した日常生活支援のための事業を一体的に行う地域支援事業費などを計上しました。歳出の大部分を占める保険給付費は、2.7%増の36億7,800万円を計上しました。 小諸公園事業特別会計は、予算額1億3,200万円で前年度と同額です。 公園使用料収入は、コロナ禍の影響により入園者が大幅減となった前年度から回復基調にあることを踏まえ、前年度10.6%増の9,000万円を見込みました。 歳出は、動物園、遊園地、駐車場ほか、園内各施設の維持管理経費や広告宣伝、イベント開催などの誘客対策に係る経費を計上しました。本年度は、4月下旬に動物園のリニューアルオープンを迎えることから、感染状況を注視しつつ、入園者増を図ってまいります。 続きまして、水道事業会計について申し上げます。 収益的収入及び支出の水道事業収益は水道使用料が主なもので、令和2年度決算額及び令和3年度の執行状況を基に見積もり、前年度比1.3%減の10億891万円余、水道事業費用は、水の安定供給等に関する費用で、受水費及び公民共同企業体への指定管理業務委託料等、前年度比6.8%減の8億9,039万円余を計上しました。 資本的収入及び支出の資本的収入では、企業債、工事負担金、補助金及び出資金などで、前年度比7.8%増の4億5,038万円余、資本的支出では、水道施設の改良工事費、野馬取水源整備事業費及び企業債の償還金などで、前年度比1.1%減の6億3,806万円余を計上しました。 次に、公共下水道事業会計について申し上げます。 収益的収入及び支出の下水道事業収益は、下水道使用料、一般会計からの負担金、補助金などで前年度比2.4%減の11億4,236万円余、下水道事業費用は、汚水処理に関する費用で、前年度比2.4%減の11億2,640万円を計上しました。 資本的収入及び支出の資本的収入は、企業債、国庫補助金などで、前年度比18.6%減の6億4,259万円余、資本的支出は、下水道施設の建設改良費、企業債の償還金などで、前年度比13.1%減の10億6,299万円を計上しました。 次に、農業集落排水事業会計について申し上げます。 収益的収入及び支出の農業集落排水事業収益は、下水道使用料、一般会計からの負担金、補助金などで、前年度比3.4%減の2億9,340万円余、農業集落排水事業費用は、汚水処理に関する費用で、前年度比3.4%減の2億9,340万円余を計上しました。 資本的収入及び支出の資本的収入は、新規加入分担金、一般会計からの補助金で、前年度比5.4%の減の5,949万円余、資本的支出は、企業債の償還金で、前年度比0.1%減の1億1,091万円を計上しました。 以上、令和4年度予算案の提案説明として、一般会計、特別会計及び企業会計の概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第20号 小諸市署名押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例及び議案第21号 小諸市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の2件について、提案理由の説明を願います。 総務部長。     〔総務部長 柳澤 学君 答弁席〕 ◎総務部長(柳澤学君)  議案第20号 小諸市署名押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例について、ご説明を申し上げます。 議案綴の20-1ページをお願いいたします。 本案は、行政手続等における署名押印の見直しに伴い、関係する各条例の規定を改めるため、一括整備条例により所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、議案綴のページ20-2からの新旧対照表により説明申し上げます。 まず、1つ目は、小諸市印鑑条例中第4条第3項第2号中の「証印」を「署名又は記名押印」に改め、押印の省略を可能とするものでございます。2つ目といたしまして、職員の服務の宣誓に関する条例中第3条中の「様式第1号(消防職員については様式第2号)による宣誓書に署名」を「別に定める宣誓書を提出」に改め、押印を省略することで様式自体も廃止するものでございます。 議案綴のページ20-5をお願いいたします。 3つ目といたしまして、小諸市懐古園事務所荷物取扱い手数料条例中第7条の「指印」を「書面または本人が確認できる書類等を提示」に改め、押印を省略するものでございます。 議案綴のページ20-1にお戻りください。 附則で、この条例は令和4年4月1日から施行すると定めるものでございます。 以上概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第21号 小諸市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 議案綴のページ21-1、21-2をお願いいたします。 本案は、国家公務員において非常勤職員の育児休業、介護休暇等の取得要件の緩和等がされることから、本市職員に係る部分についても国家公務員の制度に準拠した規定に改めるため、所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、議案綴のページ21-3の新旧対照表によりご説明を申し上げます。 第2条第3号ア中、ア、「任命権者を同じくする職(以下「特定職」という)に引き続き在職した期間が1年以上である非常勤職員」を削り、イ、ウをそれぞれア、イに繰り上げ、育児休業等の取得要件を緩和するものでございます。 第21条中、「育児短時間勤務または法第17条の規定による短時間勤務をしている」を「次に掲げる」に改めて、第1号として「法第17条の規定による短時間勤務をしている職員」、第2号として「勤務日の日数及び勤務日ごとの勤務時間を考慮して規則で定める非常勤職員以外の非常勤職員(地方公務員法第28条の5第1項に規定する短時間勤務の職を占める職員(以下「再任用短時間勤務職員等」という。)を除く」を加え、育児休業等の取得要件を緩和するものでございます。 議案綴のページ21-3の下段から21-4上段にかけての第22条第1項中の「承認は」の次に、「勤務時間条例第5条第1項に規定する」を、「正規の勤務時間」の次に、「非常勤職員(再任用短時間勤務職員等を除く。以下この条において同じ。)にあっては、当該非常勤職員について定められた勤務時間」を加え、育児休業等の取得要件の緩和をするものでございます。 続きまして、第25条第1項として、「任命権者は、職員が当該任命権者に対し、当該職員又はその配偶者が妊娠し、又は出産したことその他これに準ずる事実を申し出たときは、当該職員に対して育児休業に関する制度その他の事項を知らせるとともに、育児休業の承認の請求に係る当該職員の意向を確認するための面談その他の措置を講じなければならない」、第2項として「任命権者は、職員が前項の規定による申出をしたことを理由として、当該職員が不利益な取扱いを受けることがないようにしなければならない」を加え、さらに第26条で、「任命権者は、育児休業の証人の請求が円滑に行われるようにするため、次に掲げる措置を講じなければならない」とし、第1号として「職員に対する育児休業に係る研修の実施」、第2号として「育児休業に関する相談体制の整備」、第3号として「その他育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置」を加え、育児休業等についてより取得しやすい勤務環境を整えるものでございます。 また、補足の第25条は、第27条に繰り下げるものでございます。 議案綴のページ21-2にお戻りいただきまして、附則で、この条例は令和4年4月1日から施行すると定めるものでございます。 以上、概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第22号 小諸市体育施設条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を願います。 教育次長。     〔教育次長 富岡昭吾君 答弁席〕 ◎教育次長(富岡昭吾君)  議案第22号 小諸市体育施設条例の一部を改正する条例について、ご説明を申し上げます。 議案綴の22-1ページをお願いたいします。 本案は、今年度をもって小諸市南城公園プールを廃止するため、所要の改正を行うものでございます。改正いたしますのは、別表第1、別表第3、別表第5、別表第7中の「小諸市南城公園プール」に関する表記を削除するものでございます。 議案綴22-3ページ及び22-4ページは、参考で、新旧対照表でございます。 議案綴の22-2ページにお戻りください。 附則で、この条例は、令和4年4月1日から施行するものでございます。 以上概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について、提案理由の説明を願います。 産業振興部長。     〔産業振興部長 小田中順一君 答弁席〕 ◎産業振興部長(小田中順一君)  議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について、ご説明いたします。 議案綴の23-1ページをお願いいたします。 本案は、令和3年6月8日に竹花工業株式会社と請負契約を締結しました令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事について、契約金額及び工期に変更の必要が生じたことから、変更請負契約を締結するものでございます。 変更による増額により契約金額が1億5,000円以上となりますことから、地方自治法第96条第1項第5号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、契約について議会の議決を求めるものでございます。 変更の内容ですが、まず契約金額につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による資材費高騰などから、昨年12月定例会において工事費増額の補正予算をお認めいただいたところですが、変更内容を精査し契約金額が確定したもので、契約金額は変更前の1億4,894万円に303万6,000円を増額し、1億5,197万6,000円とするものでございます。また、工期につきましては、やはり新型コロナウイルス感染症の影響により、各種建設資材の納期が遅れていることから、変更前の令和3年6月8日から令和4年3月18日までとしておりました工期を令和4年3月25日までと、1週間延長するものでございます。 議案綴の23-2ページをお願いいたします。 以上の内容による建設工事変更請負の仮契約を令和4年1月28日に竹花工業株式会社と締結いたしましたので、議決をいただき本契約とするものでございます。 以上概要を申し上げましたが、ご審議の上、ご決議いただきますようお願いいたします。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について、提案理由の説明を願います。 教育次長。     〔教育次長 富岡昭吾君 答弁席〕 ◎教育次長(富岡昭吾君)  議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について、ご説明をいたします。 議案綴の24-1ページをお願いいたします。 本案は、令和3年6月1日に議決をいただきました令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事について変更請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 変更いたしますのは工期で、変更前の令和4年3月11日までの工期を、令和4年3月25日まで延長するものでございます。 昨年12月定例会におきまして工期延長をお認めいただきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響から建築資材の納入が間に合わず、工事に遅れが生じたことから、再度工期延長をするものでございます。 議案綴の24-2ページをお願いします。 変更の仮契約を、令和4年1月28日に、西武建設株式会社長野営業所と締結をいたしました。 以上概要をご説明いたしましたが、よろしくご審議の上、ご決議を賜りますようお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第25号 令和3年度小諸市一般会計補正予算(第15号)について、提案理由の説明を願います。 総務部長。     〔総務部長 柳澤 学君 答弁席〕 ◎総務部長(柳澤学君)  議案第25号 令和3年度小諸市一般会計補正予算(第15号)について、ご説明を申し上げます。 議案綴のページ25-1をお願いいたします。 本案は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を216億7,300万円と定めるものでございます。 まず、初めに歳入について、ご説明申し上げます。 ページ25-9をお願いいたします。 款1市税は、個人市民税、法人市民税の今年度歳入見込みによる増額でございます。 款7地方消費税交付金は、今年度歳入見込みによる増額でございます。 款11地方交付税は、国の補正予算により臨時経済対策費、臨時財政対策債、償還基金費として、普通交付税が追加交付されたものでございます。 ページ25-9から10をお願いします。 款15国庫支出金は、児童手当国庫負担金、生活保護費等負担金、個人番号カード交付事業費補助金など歳出事業費の増額に伴う国庫負担金・補助金の増減及び国の補正予算による保育士等処遇改善臨時特例交付金、防災・安全社会資本整備交付金、学校施設環境改善交付金等の増額でございます。 ページ25-10から11をお願いします。 款16県支出金は、児童手当県費負担金、子どものための教育・保育給付費県費負担金、子ども子育て支援交付金など、歳出事業費の増減に伴う県負担金・補助金の増減及び国の補正予算による担い手確保経営強化支援事業補助金等の増額でございます。 款17財産収入は、土地の売却による収入の増額でございます。 款18寄附金は、クラウドファンディング寄附金等、寄附金の増額でございます。 ページ25-11から12をお願いいたします。 款19繰入金は、住宅新築資金等貸付事業特別会計からの精算繰入金及び財政調整基金からの繰入金の減額、款21諸収入の保育所受託事業収入は、他市町村からの保育所利用者の減による減額、雑入は予算総額の調整でございます。 款22市債は、国の補正予算による道路舗装、補修及び中学校の大規模改修等に伴う事業債の計上のほか、地方交付税の追加交付金に伴う臨時財政対策債の減額が主なものでございます。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 ページ25-13をお願いいたします。 款1議会費、項1議会費、目1議会費は、コロナ禍による行政視察や会議等の中止による旅費等の減額。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は、中途退職者に対する退職手当の計上と、既存の新型コロナワクチン接種事業予算へ市民交流センター職員人件費の組替えによる減額。 目4企画費は、企業版ふるさと納税を財源とした事業予算に不執行の部分があったため、当該事業予算を企業版ふるさと納税基金へ基金積立として戻すものでございます。 ページ25-14をお願いします。 項3戸籍住民基本台帳費は、転入転出ワンストップ化へのシステム改修費の計上とマイナンバーカード普及に向けた事業交付金の増額でございます。 款3民生費、項1社会福祉費、目2国保・年金事業費は、国民年金事務委託金精算還付金の計上と、国民健康保険事業特別会計の事業費増に伴う繰出金の増額。 ページ25-14から15をお願いいたします。 項2高齢福祉費、目1高齢福祉総務費は、地域福祉基金への積立、目2高齢福祉費は、介護事業者に対する施設改築費確定による補助金の減。また、非常用発電機設置の追加要望に対する補助金の増。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業で実施しました高齢者外出機会創出応援チケットの精算による事業費の減額、目3後期高齢者医療事業費は、人間ドックに対する補助金の増、また、後期高齢者医療特別会計への基盤安定分負担金の確定に伴う繰出金の減額。 ページ25-15から16をお願いいたします。 項3児童福祉費、目1児童福祉総務費は、児童手当支給対象見込み児童数の減による扶助費の減額、目2ひとり親福祉費は、児童扶養手当全部支給者の減及び母子生活支援施設入所措置見込み者の減による扶助費の減額。目3保育所費は、会計年度任用職員の保育士に対する処遇改善のための報酬の増額、また他市町村の保育施設利用者の減や、市内保育施設における一時保育、延長保育、一歳児保育等利用者の減による委託料補助金の減額、私立保育所の保育士に対する処遇改善のための補助金の増額等でございます。 ページ25-17をお願いいたします。 項4生活保護費は、今年度下半期の生活保護受給者の増加に伴う扶助費の増額でございます。 款4衛生費、項1保健衛生費、目5環境衛生費は、佐久広域連合負担金の減額、また野生猫の去勢手術を支援するクラウドファンディング寄附金の増による環境衛生基金への積立でございます。 款6農林水産費、項1農業費、目3農業振興費は、国の補正予算に伴い農業の担い手確保・経営強化支援事業を計上するほか、原油価格の高騰による経営コストの増加やコロナ禍のための利用者減による収入源となっているあぐりの湯の指定管理者に対する委託料の増額。 ページ25-18をお願いいたします。 項2林業費は、松くい虫被害木に対する伐採補助申請の見込み件数の減による減額でございます。 款7商工費、項1商工費、目2商工振興費は、市内へ新たな出店に対する補助金の増額、目3観光費は、火山館の浄化槽、バイオトイレ電源設備等改修工事の計上、また小諸公園事業特別会計への歳入増に伴う繰出金の減、寄附の実績に伴う小諸市動物園整備基金への積立てでございます。 ページ25-19をお願いいたします。 款8土木費、項1土木管理費は、住宅新築資金等貸付事業特別会計精算繰入金による財源の補正、項2道路橋梁費、目2道路維持費は、市道除融雪委託費の増額、目3道路等整備費は、上水道工事に関する道路事業負担金の減額のほか、国の補正予算に伴う舗装、修繕工事費の増額。 ページ25-20をお願いいたします。 項3都市計画費、目3街路事業費は、官民連携町なか再生推進業務委託料の増額、目5交通政策費は、1月から3月にかけて予定していたEVバスによる市内巡回線試験運行の中止による委託料の減額でございます。 ページ25-20をお願いします。 款10教育費、項1教育総務費は、実績による梅花教育推進事業の交付金の減額、多子世帯保育料減免対象児童が見込みを下回るため補助金を減額、私立保育園の保育士に対する処遇改善のための補助金の計上、国の補正予算に伴う学校における感染対策支援に対する経費の計上でございます。 ページ25-21をお願いします。 項3中学校費は、国の補正予算に伴う第2期小諸東中学校大規模改修工事費等の増額でございます。 項4子育て支援費は、こどもセンター、児童クラブ、児童館の保育士に対する処遇改善に係る費用の増額でございます。 ページ25-22をお願いします。 項5人権同和教育費は、コロナ禍による各種研修会の中止による講師謝礼の減額。項6社会教育費、目3公民館費は、コロナ禍による学級・講座の中止による講師謝礼の減額。目4文化センター費は、ホール休館に伴う光熱水費、舞台照明音響等業務委託料の減額。目5美術館・博物館費は、寄附金を小山敬三美術館基金へ積み立てるものでございます。 ページ25-22から23をお願いします。 項7保健体育費は、コロナ禍による市内駅伝大会の中止による大会共済負担金の減額。 款11災害復旧費は、8月豪雨による布引観音釈尊寺参道復旧工事精算による減額。 款14予備費は、年度末の緊急的支出に備えるための増額でございます。 次に、ページ25-5にお戻りください。 第2表繰越明許費補正につきましては、繰越明許費18件を追加するものでございます。その中身ですが、款3民生費の住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業は、住民税非課税世帯に対し10万円を支給する事業で、受付終了日を本年9月までとするものでございます。また、款10教育費の第2期小諸東中学校大規模改修工事となる中学校施設維持管理事業など、昨年12月に成立した国の補正予算に関連し、翌年度にかけて実施する事業を繰り越すものでございます。 第3表地方債補正は、防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債及び小諸東中学校大規模改修事業債の追加と臨時財政対策債ほか2つの交付金、事業債の限度額を変更するものでございます。 以上概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第26号 令和3年度小諸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)及び議案第27号 令和3年度小諸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の2件について、提案理由の説明を願います。 市民生活部長。     〔市民生活部長 平井義人君 答弁席〕 ◎市民生活部長(平井義人君)  議案第26号 令和3年度小諸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申し上げます。 議案綴の26-1ページをご覧ください。 本案は、既定の予算に歳入歳出それぞれ550万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ44億300万円とするものでございます。 補正の内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。 初めに、26-6ページの歳入について申し上げます。 款1国民健康保険税は、端数調整に伴う増額。 款3国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症により収入が減少した被保険者に係る国民健康保険税の減免分に対し交付をされる災害臨時特例補助金ほか国庫補助金の確定による増額。 款6繰入金は、国民健康保険税の軽減分に相当する額などを一般会計から繰り入れる保険基盤安定繰入金ほか一般会計繰入金の確定による増額でございます。 続きまして、26-7ページからの歳出について申し上げます。 款1総務費、款2保険給付費、款3国民健康保険事業費納付金につきましては、財源の組替えでございます。 款7予備費は、全体予算の調整に伴う補正計上でございます。 続きまして、議案第27号 令和3年度小諸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、ご説明申し上げます。 議案綴27-1ページをご覧ください。 本案は、既定の予算に歳入歳出それぞれ700万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億3,800万円とするものでございます。 補正の内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明申し上げます。 初めに、27-6ページの歳入について申し上げます。 款1後期高齢者医療保険料は、現年度分特別徴収保険料の増額見込みによる補正計上。 款3繰入金は、保険料の軽減分に相当する額を一般会計から繰り入れる保険基盤安定繰入金の確定による増額でございます。 続きまして、27-7ページの歳出について申し上げます。 款2後期高齢者医療広域連合納付金は、納付金の確定による増額でございます。 以上2議案につきまして概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第28号 令和3年度小諸市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を願います。 建設水道部長。     〔建設水道部長 山浦立男君 答弁席〕 ◎建設水道部長(山浦立男君)  議案第28号 令和3年度小諸市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明いたします。 議案綴の28-1ページをお願いいたします。 本案は、既定の予算に歳入歳出それぞれ5,513万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億713万3,000円と定めるもので、小諸市住宅新築資金等貸付事業の貸付金として借り入れた市債の償還が令和3年度末で終了することに伴い、特別会計から一般会計へ移行するため、歳入歳出予算の補正を行い、特別会計の繰越金を精算するものでございます。 以上概要を申し上げましたが、ご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(清水喜久男議員)  次に、議案第29号 令和3年度小諸公園事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を願います。 産業振興部長。     〔産業振興部長 小田中順一君 答弁席〕 ◎産業振興部長(小田中順一君)  議案第29号 令和3年度小諸公園事業特別会計補正予算(第1号)について、ご説明申し上げます。 議案綴の29-1ページをお願いいたします。 本案は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,500万円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億1,700万円とするものでございます。 補正の主な内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明をさせていただきます。 議案綴のページ29-6ページをお願いいたします。 初めに、歳入でございますが、款1使用料及び手数料、項1使用料は、新型コロナウイルス感染症の影響などにより有料入園者数が減少したことによる公園使用料の減額、款4繰入金、項1他会計繰入金は、歳出の削減及び前年度繰越金計上に伴う財源組替えによる一般会計繰入金の減額、款5繰越金、項1繰越金は、前年度繰越金の確定による計上でございます。 次に、歳出でございますが、ページ29-7をお願いいたします。 款1公園費、項1公園費は、新型コロナウイルス感染症の影響による閉園や業務縮小などに伴う業務委託料、土地借上料の減額及び人事異動等による給与費の減額、款2予備費は、調整による増額でございます。 以上、概要を申し上げましたが、ご審議の上、ご決議いただきますようお願い申し上げます。
    ○議長(清水喜久男議員)  以上で提案理由の説明を終結いたします。 ただいま提案理由の説明のありました議案のうち、予算議案及び議案第23号、議案第24号以外の議案に対する質疑については、所定の用紙に質疑事項を記入し、議案質疑の通告締切日2月25日正午までに通告をお願いいたします。 お諮りいたします。 議案質疑の前に休憩を取るのが例でありますが、このまま会議を続行したいと思います。 これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、このまま会議を続行いたします。--------------------------------------- △議案第23号及び議案第24号の質疑 ○議長(清水喜久男議員)  次に、日程第11、議案の質疑に入ります。 本日議決の運びとして、議案第23号及び議案第24号の2件についての議案の質疑を議題といたします。 最初に、議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について、ご質疑ありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、次に議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について、ご質疑ございませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、以上で、議案に対する質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案の付託について ○議長(清水喜久男議員)  日程第12、議案の付託につきましては、お手元に配付してあります付託案件一覧表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。 お諮りいたします。 この際、ただいま付託いたしました議案審査のため、暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、この際議案審査のため、暫時休憩いたします。 付託いたしました議案につきましては、休憩中に委員会を開催し、ご審議を願い、審査が終わり次第、常任委員長は審査の結果を議長まで報告願います。 なお、再開時刻は予鈴をもってお知らせいたします。 △休憩 午後零時23分 △再開 午後1時42分 ○議長(清水喜久男議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第23号及び議案第24号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(清水喜久男議員)  日程第13、付託案件の審査報告に入ります。 初めに、議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約についてを議題とし、委員長の報告を願います。 産業建設委員長。     〔産業建設委員長 田中寿光議員 登壇〕 ◆産業建設委員長(田中寿光議員)  本定例会におきまして産業建設委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本委員会は、先ほど委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中で委員から出された質疑と所管課の答弁内容につきまして、その主なものを申し上げます。 議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について、審査の結果を報告いたします。 委員より「工期の延長期間は1週間で大丈夫なのか」との質疑があり、「監督官庁や内部の竣工検査等の手続を含め、1週間の延長で工事は完了となる」との答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上でございます。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑はありますか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、質疑を終わり討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、討論を終わり採決いたします。 議案第23号 令和3年度地方創生推進交付金事業小諸市動物園再整備工事請負契約について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約についてを議題とし、委員長の報告を願います。 総務文教委員長。     〔総務文教委員長 高橋 公議員 登壇〕 ◆総務文教委員長(高橋公議員)  議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 本委員会は、休憩中に委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 本案については質疑・意見等はなく、本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○議長(清水喜久男議員)  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、質疑を終わり討論に入ります。 討論はありませんか。     〔「なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  なければ、討論を終わり採決いたします。 議案第24号 令和3年度市単事業小諸市新保育園建築工事変更請負契約について、本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(清水喜久男議員)  ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(清水喜久男議員)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会といたします。大変お疲れさまでした。 △散会 午後1時48分...